ーうつ、神経症、ストレス、自殺、対人関係を良くするー

Posted by takahashi on 8月 28th, 2010

カウンセリンルームの窓から(5)

落込みが強かったり、こころに不安を感じたり、何かに執着してどうにもならない時がありますね。仕事のこと、恋人のこと、病気のこと、人生には様ざまなどうにもならない時があります。そんな時は次のことを試みると、こころの変化を感じる筈です。

 胡坐を搔いて眼を閉じ5分間だけ兎に角据わってみる。出来たら、出息・入り息を鼻の「ふち」で感じてみる。そうするとセレトニンの分泌が良くなりこころがとても落ち着きます。胡坐の「感じ」「息」の感じを実感することです、それで落着き穏やかな気持ちになります。眼を閉じるとソワソワして出来ない人は、眼を開けたままで何でもよいですから一つの物体を5分間見て下さい。何かを感じます、この「感じ」を実感してほしいのです。実感すると、今までと違った感覚が分かります。それがつかめれば新たな自己を発見し冷静になれます。冷静になればミスは激減し成功の礎を得ます。どうにもならない度に試みることです、そのトレーニングができれば不安、強い落込みはサヨナラです。

 ただ、皆さん実行しないのですね。上記の基礎が構築出来れば悪いことが重なる悪循環から良循環に移行出来るにも拘わらず・・!。悪いことは2度3度、4度5度と続くでしょう、それには理由があるからですよ、ここでは記しませんが原因があって悪くなるのだから、その原因を良い原因に変えれば良くなるのですよ、良い原因を重ねれば悪くなることはありません。それがこころの法則です。
法則には例外がありませんから100%の確立です。それでも、皆さんはやりません! 何故か!? 「悪くなりたい」のです。世界に戦争がなくならないのは人間は戦争が好きだからですよ。「人間は争いが好きなのだ」と認めた人は争いをしません。この論理と同じです。証拠は充分にあります。子どもに「いじめ」はいけませんと言っている大人が、セクハラ・パワハラ、うつ病になるまで部下をいじめているでしょう。大きないじめは「戦争です」。だから、真剣に「自分は幸せになろう」と決めてください。決めれば5分間据われます。

 25歳の就職浪人の男性です。何をやるにも優柔不断、面接に行こうと思っても「この会社は厳しそう」「この会社は自分に合わない」と勝手な理由で書類選考をクリアーしても行きません。会社は厳しいし、自分から合わせるものですね。面談が重なるにしたがいこの青年の問題点が明確になります。就職したくないのです。後で分かったのですがサラリーマンにはなりたくなっかたのです。私は「貴方は本当はどうしたいのですか」と訊くと「きちんと勤めて親を安心させたいです」というのです。「親を安心させる為に就職するの」と尋ねると「・・・」返事がありません。ほんらい真面目な青年ですので嘘はつけません。今まで事務のアルバイトを半年以上勤めたり、ガソリンスタンドのバイトもこなしています。しかし、就職になると優柔不断。

 そこで若いのだから、自分のしたいことを職業に関係なく「無制限」に想ってみてもらいました。「5分間の胡坐」です。初めは要領を得ず出来ないで「5分って長いですね」とふざけていました。一ケ月目に坐っている「お尻」の感覚を覚えたと言ってきました。その感覚が面白いかったのか「5分間」胡坐をしたり椅子にかけたりしていたそうです。こころが落着き穏やかさも感じると言っていたのですが、頭の中で「サラリーマンはイヤ」と感じたそうです。それから毎日真面目に「5分」を体験していくと、やはりサラリーマンはなりたくないと確信したそうです。また、自分は結構「怠け者」なのだとも自覚したようです。

 「怠け者」と自覚したことから、彼は大きく変わりました。父親に対する劣等感を認め、恋愛を想い、自分が具体化してきくことを体感していきました。自分に気づいてきたのです。郷里の両親とも話し合い、バイトをしながら自分の将来を模索しています。でも、サラリーマンだけにはなりたくないと今でも面談の度に強調しています。この「怠け者」は今日もバイトに精を出しています。好きなギターを今も弾いているのでしょうか。
    (次回も「カウンセリングルームの窓から」です。)

ーうつ、ストレス、対人・人間関係を良くするーカウンセリンルームの窓から(4)

Posted by takahashi on 8月 15th, 2010

「うつ病」は精神科医に支持された通りに薬をのみ生活もドクターの言われた
とおりにやってみることです。これは大前提です。うつ状態や「うつ」ぽかった
りする時は、その背景に必ず何かのストレスがありますね。そのストレスの要因
は勉強や仕事であっても突き詰めていくと対人・人間関係が原因としてあります。
 
 では何故、対人・人間関係が原因となるのでしょうか! 解った人はいますか。
ちょっと考えてみてください。やっぱり解りませんね、解った人は達人です。加
えて質問します、人間の定義をして下さい。広辞苑や知恵蔵で引いても意味があ
りません。難しすぎるから棚上げします、興味のある方は「無料カウンセリング」
にでも来てください。話を戻しましょう、ストレスを感じその原因は対人・人間
関係にあるのは、人間は格好良くしたい願望があるからです。自分は格好良くい
たいし、格好良い人間に見られたいのです。これがストレスを感じる要因です。

 人間の心理的欲求(願望)は基本的に4つありまます。
 1自由でありたい  2楽しみ(喜び)を持ちたい  3自分の能力を充分に
  発揮した  4帰属(所属)したい{愛を感じたい} の4つの基本的欲求
があります。この4つの欲求を各項目ごとに10段階評価で自己評価してみてくださ
い。自己評価が「6」以上であれば基本的欲求は満たされていますが、それ以下
の評価の方は問題です。問題の方はすぐに予約をして下さい。初回は無料ですが
2回目からは実費が必要です。しかし、皆さん来ません。どうしてかというと、「
人間」を定義できないからです! 人間を知らないのです、人間なのに! 今の
多忙な生活が意味あると勝手に思い込んでいるです。だから、カウンセリングな
んかに興味がないのです。カウンセリングを受けると格好悪いと思っているので
す。

真面目な方なのですが、真面目に勉強もしているのですがある国家資格試験に
何度受けても合格しません。年齢も30を過ぎました。コツコツ勉強しています
が今年も不合格です。本人とも何度か面談をしましたがノートもきちんと取って
いて良くまとまっています。司法試験や公認会計士ほど難しい試験ではないのに
受かりません。初めは私も迷いましたがその原因は、本当は勉強をしていなかっ
たのです。纏ったノートも机に向かっている姿も装いに過ぎなかったのです。他
人から見ると真面目にみえるのですが、装いを見ていただけなのです。本人は勉
強をしているフリだけ! 

 もともと勉強に関しては「怠け者」です。ならば、装う原因は・・・。家人か
らのストレスです。「早く就職しろ」「いい歳をして」などの言葉のストレスも
感じていたのですね。家族とのコミュニケーションもままならず、上記の基本的
欲求も満たされず、「世間体」を気にして「自分」を観ることも叶わなかった、
と後半の面談で解りました。やさしい人柄が「自分」を家人にも出せなかったの
でしょう。自我を張ったり、強い自己主張は良いものとはいえませんが、「今の
自分」を冷静に観ていき伝える事は間違っていたとしても必要なことです。そこ
が人との交流の基点になりますね。

 「6年も7年も自分を騙し装い辛かったですね、そんな中で貴方の楽しみは何
んでしたか」と問うと、ひと言「お酒」。あまりにさみしい言葉に「カウンセラ
ーをヤーメタ!」とこころで叫びました。本人に問題はありますが「世間体」に
負けてはなりません! 人は老いて病になり必ず死ぬのですから。自分に正直に
他人に優しさを持ちたいものです。60過ぎのジジーも少しオセンチになった夏
の日です。中島みゆきの「海よ」を聴こーっと。
 (次回も・・分かりません、縁があればブログで。「皆さんお幸せで!」)

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